LOOK
ほつれた境界線
花々が重なるプリントに、インサイドアウトの構造と切りっぱなしのディテール。
Martin Margiela在籍期のこのドレスでは、通常なら内側に隠される構造や、縫い終わりから残された糸までもが表情の一部となっている。
華やかな花柄と、未完成のように見える仕立て。その相反する要素が重なり、完成と未完成、表と裏の境界を曖昧にしていく。
アーカイブには二つの物語がある。過去に刻まれた物語と、これからあなたが紡ぐ物語。
残された糸
切りっぱなしの裾から残された糸。仕上げることで隠されるはずの部分が、そのままデザインとして表に現れる。
内側を表へ
細いストラップと露出した構造。内側と外側という衣服の約束事を静かに反転させる。
崩れる花園
花々の輪郭が重なり、溶け合うように広がるプリント。近づくほど、具象と抽象の境界が曖昧になる。